無料で使えるガントチャートツール16選!ツールを選ぶポイントも解説
進捗状況やタスクを可視化し、効率的なプロジェクト進行に役立つ、ガントチャート。
円滑な業務の進行に役立つ一方で、作成に時間がかかる課題もあります。
そこで、手軽にガントチャートを作成できる無料のガントチャートツールについてまとめました。
効率的にガントチャートを作成し、業務を進行したい方は参考にしましょう。
ガントチャートとは?
ガントチャートとは、プロジェクトの工程管理に使われるスケジュール表です。
横軸に日程、縦軸に作業内容を示し部署や人員別に作業内容と作業期間を視覚化します。
進捗状況を一目で把握でき、タスク管理を細かにできるため、スケジュールやタスクの管理に便利です。
ただし、作成や表示に時間がかかる場合もあります。そこで役立つツールが、ガントチャートツールです。
効率的にガントチャートを作成することで、業務の負担を抑えながらも円滑なプロジェクト遂行が期待できるでしょう。
無料で使えるガントチャートツール10選
ここからは、スケジュールやタスクを視覚化し、効率的にプロジェクトを進行することに役立つ、ガントチャートを無料で作れるツールをご紹介します。
費用を抑えながら、効率的にガントチャートを作成し、プロジェクト管理に役立てましょう。
Lark
(出典:https://www.larksuite.com/ja_jp)
Larkは、登録されたデータをかんばんビューやガントビューなど、さまざまな見え方で確認できます。
データ分析や進捗管理に役立つツールで、さまざまな企業が導入しており、充実したサポートも魅力です。
進捗ガントチャートを使えば全体のスケジュールを確認できるため、円滑にプロジェクトを進行できるでしょう。
Jooto
(出典:https://www.jooto.com/)
Joootoは、シンプルで使いやすさが魅力の、クラウド型ガントチャートツールです。
4人までは有料版と同等の機能を無料で使えるため、4人以下のチームでのプロジェクト進行におすすめのツールです。
Brabio!
(出典:https://brabio.jp/)
Brabio!は、プロジェクト横断ビューや、タスクのリンク、プロジェクトサマリーなど、便利な機能を使えるガントチャートツールです。
無料プランの利用人数は5人までで、フォルダ容量は50MBまでです。
利用人数や使用するフォルダの容量が収まるのであれば、さまざまな機能が使える、便利なツールでしょう。
Jira Software
(出典:https://www.atlassian.com/ja/software/jira)
Jira Softwareは、課題やタスクなどのアイデアを複数チームで共有し、管理するツールです。
無料版でも、最大10名までガントチャートを共有できる点が魅力です。
タスクやアイデアを共有することで円滑な業務の遂行が期待できるでしょう。
がんすけ
(出典:http://www.gansuke.com/)
がんすけの特徴は、マウス操作で簡単にガントチャートが作成できる点です。
進捗状況や作業スケジュールを視覚的に把握できるため、業務の進捗管理やタスク管理が効率的に進められます。
また、データは高い汎用性のあるXMLで保存されるため、他のアプリケーションでデータを活用できる点も便利です。
TaMa.5 Free
(出典:https://www.netsphere.jp/tama/)
TaMa.5Freeは、ガントチャートとToDoリストが組み合わさったタスク管理ツールです。
複数ユーザーでの編集も可能で、自宅と会社での同期、添付ファイルや編集権限の設定などができます。
タスクやToDoリストを共有することで効率的な業務進行が期待できるでしょう。
Redmine
(出典:https://redmine.jp/)
Redmineは、プロジェクトの進捗や課題の管理に役立つ、オープンソースのソフトウェアです。
デバイスにインストールして使用します。
「チケット」と呼ばれるタスクを、ガントチャートやロードマップなどに表示し、管理する点が特徴です。
GanttProject
(出典:https://www.ganttproject.biz/#google_vignette)
GanttProjectは、ガントチャートやクリティカルパス、PERT図も作成できるツールです。
Microsoft Projectとのファイルのインポート、エクスポートも可能です。
オープンソースソフトウェアのため、使用する機器にインストールして使います。
便利な機能を無料で使い続けられますが、日本語に対応していないため、注意しましょう。
Backlog
(出典:https://backlog.com/ja/)
Backlogwは、シンプルで誰でも直感的に使える操作性が特徴の、プロジェクト管理・タスク管理ツールです。
ただし、無料版ではガントチャートの共有はできないため、注意しましょう。
個人のタスク管理にはフリープランで十分ですが、チームで利用する際には有料プランにする必要があるでしょう。
sharegantt
(出典:https://sharegantt.com/)
shareganttは、スケジュール作成やタスク管理・チャット機能が利用できるツールです。
ガントチャート機能を無料で利用でき、プロジェクト全体の進行状況を見える化できます。
日本語にも対応していて、日本人が操作しやすい画面設計も特徴です。
無料トライアルのあるガントチャートツール6選
ここまで、無料で使えるガントチャートツールについてまとめました。
ここからは、有料プランの、無料トライアルのあるツールをまとめました。
ほとんどの場合、有料版は無料版と比べると機能が充実することが多いでしょう。
無料で試してみて、さらに利用したいと思った際には有料プランの導入を検討しましょう。
Asana
(出典:https://asana.com/ja)
Asanaは、ガントチャート形式のタイムラインが特徴のガントチャートツールです。
プロジェクトのスケジュールや関係したり、重複したりするタスクなどを可視化できるため、複雑なプロジェクトを視覚的に把握でき、効率的に進められるしょう。
無料プランではタスクやTo-Do管理のみ利用できます。ガントチャート機能の「タイムライン」は、有料プランで利用できるため、利用したい方は有料プランの導入を検討しましょう。
クラウドログ
(出典:https://www.crowdlog.jp/lp/manhourmanagement/)
クラウドラグはドラッグ&ドロップの簡単操作で、ガントチャートへの入力ができるツールです。
Googleカレンダーとの連携もできるため、既に利用している方はスムーズに導入できるでしょう。
スマートフォンにも対応しており、リモートワークにもおすすめです。
みんなでガント.com
(出典:https://www.minna-de-gantt.com/)
みんなでガント.comは、インターネットがあればどこでもガントチャートを共有できるクラウドサービスです。
会員登録せずに、ガントチャートやタスク管理の共有を無料で試せます。手軽に取り入れられる点が魅力です。
シンプルで分かりやすい操作性のため、初めての人でも扱いやすいでしょう。
Instagantt
(出典:https://www.instagantt.com/)
Instaganttは、プロジェクト管理用に作られた、オンラインガントチャートソフトウェアです。
ドラッグ&ドロップの操作や、依存関係のアイコンを活用すると、タスク管理作業を数秒で終わらせることもできます。
効率的にガントチャートの作成ができるでしょう。日本語に対応していない点は注意が必要ですが、操作性はよく、使いやすいツールです。
Wrike
(出典:https://www.wrike.com/ja/)
Wrikeは、業務の進捗と内容を見える化することに重点を置いたツールです。
ガントチャートやカンバン表示を活用した管理で、全体像の把握や進行中のタスクを表示できます。
自由度が高く、カスタマイズできる点も特徴です。
進捗や業務内容を見える化することで、生産性の向上が期待できるでしょう。
Lychee Redmine
(出典:https://lychee-redmine.jp/)
Lychee Redmineは、シンプルなインターフェースで業務の見える化が可能なツールです。
日本企業向けに設計されており、スケジュール管理やコスト分析など、さまざまな機能が分かりやすく使える点も魅力です。
マイルストーンやタスクの依存関係づけも簡単に設定できるため、業務の効率化に役立つでしょう。
無料で使えるガントチャートツールの選び方
ここまで、無料で使えるガントチャートツールについてまとめました。
さまざまなツールがありますが、どのようにしてプロジェクトで使うツールを選べばよいのでしょうか。
ここからは、ガントチャートツールを選ぶ際のポイントについてまとめます。
無料で使える範囲
無料版のガントチャートツールでは、機能や利用人数に制限がある場合があります。
使用するユーザー数やストレージなど、無料でどこまで使えるのかをしっかりと把握したうえで選択するようにしましょう。
使いやすさ
ガントチャートツールは、ガントチャートの作成を効率化するためのツールです。
操作性や視認性が悪いと、かえって時間がかかり、業務の効率化につながらない場合があります。
利用する人が多いほど、操作性が分かりやすく、優れていることが求められます。
管理にも、使用にも扱いやすく、操作性や視認性に優れたツールを選ぶようにしましょう。
有料版の料金
プロジェクトの規模が大きくなったり、チームの人数が増えたり、より高度な機能が必要になった場合を想定し、有料プランへアップグレードが円滑にできるかを確認しましょう。
有料プランの価格設定や、追加機能を確認すると、将来的な費用計画も想定できます。
有料プランへのアップグレードも視野に入れつつ、ツールを選ぶことをおすすめします。
まとめ
この記事では、プロジェクトの進捗の管理に役立つガントチャートを簡単に作れるツールをご紹介しました。
無料でも操作性や機能性に優れたものもあるため、それぞれのツールの特徴を比較しながら、検討するとよいでしょう。
費用をかけずにガントチャートの作成を効率化し、円滑で効率的に業務を遂行しましょう。