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「あきらめない」の意味
こんにちは!
梅の花が咲き始め、春の香りが漂いはじめましたね。
暦の上でも立春、中華圏の国々では春節を祝っていることでしょう。
さて、暦の上での立春=春の始まりの日に僕は台湾に行ってました。
台湾ではもう山桜が咲いてました!
↓↓
【陽明山の山桜】
さてさて、何をしにいってたかというと…
世界最大のバブルティーチェーンとの合弁会社設立の契約
を締結しにいってました!
なんかこれだけ聞くと華やかな感じがすると思うんです。
けどここまで到達するのに1年半という時間とさまざまなトラブルと経てきたんです…。
そんな交渉から契約の締結に至るまでに僕が特に感じたことを今日は書こうと思います。
やってみれば道は開ける
今回契約した相手方の会社はいわずもがな台湾企業です。
しかも社内公用語として英語が使用されているようなグローバル企業です。
僕らとは使っている言語はもちろん、文化や常識すべからく違います。
そもそもですね、僕らがこのビジネスに立候補したときには先方は既に日本でも大手の某ドリンクチェーンと
交渉中だったんです。僕らは途中参戦。
普通で考えれば負け戦になることは明白ななかで、せめて僕らの強み・価値を知ってもらい、
僕らと組むとこんな風にできるよってことを知ってもらおうと捨て身覚悟でプレゼンの機会をもらいました。
それがよくわからないですけど先方の心に響き、あれよあれよと某大手ドリンクチェーンと同じ土俵に立つことになってました。
その後も自分たちができること、やれると思うことを伝えつづけ、気が付いたら某大手ドリンクチェーンを出しぬいて
僕らが事業パートナーの第一候補に選ばれてました。
やっぱりやってみないと始まらないし、やってみれば道は開けますね。
あきらめないということ
さて、第一候補に選ばれたのはいいものの契約まではこれまた大変でした。
正直ですね、話はコロコロ変わりますし、「えーーー、そんな話だったっけ?」みたいなこともありました。
日本人の僕らからしたら一貫性って美徳ですし、信頼・信用の源になるものですよね。
僕らもそのスタンスで臨んでいたので、はじめは何だコイツらって思いましたし
一度はご破談にしましょうと申し出たこともあります。
けどね、学んだんです。
約束=契約を守ることが大事っていうのはおそらく世界共通、人類共通だと思います。
だけど双方にとってよりよい約束=契約にするために途中でいいアイデアが浮かんだら
言うことが変わるのは彼らにとっては何ら不義理ではないということ。
逆に契約にいたる過程で充分な議論を重ねず中途半端な契約を結ぶ方がよっぽど
後に災いを残すことになるなと。
相手の態度の根本にあるこの考えに気付いたときはパッと視界が開けました。
言い換えると、相手が何か無理難題を持ちかけてきても
「なんでこの提案や要求をしてきたのか?」ということを冷静に考えられるようになったんです。
そんなこんなでようやく契約に至ったんですけど、
その時に周りからいわれたのが「よくあきらめなかったね(投げ出さなかったね)」ということなんです。
そう言われて考えました。
周りからみて「あきらめない」と見えていた僕の行動は、僕にとっては相手をよく知るということでしか
なかったんです。
ということで、僕の中でそれまであきらめない=忍耐とされていたものが
今回の経験を通じてあきらめない=相手(物事)をより深く理解しようとすることに変わった、そんな話でした。
最後に契約締結後の関係者の集合写真を載せます。
みんなの達成感に満ちた表情をご覧いただければと思います。
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