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飲食業者必見!中国で目指す3年100店舗、店舗運営レポート③
秋は一番好きな季節です。
青く澄み渡った空、色づく木々の葉。
趣味の写真には最高ですよねーー。
今からどこに行こうかあれこれ考えてます。
さて、先日はべビブレ上海1号店のオープンの様子をレポートさせていただきましたが、
今日はそんな直ぐに上手くいくわけないよね~という現状と、じゃあ何をどうするの?と改善・打開策についてお話したいと思います。
1、正直スタートはこんなもんだろう
8月8日に無事にオープンを迎えることができたべビブレ上海1号店。
ですがそのまま順調に上手くいくほど世の中甘くないですよね。
オープン後数日としないうちに集客・売上ともに低空飛行をはじめました。
原因は3つ。
①商業施設自体の集客力及び店舗の立地
②スムージー自体の認知度(冷たいものは身体を冷やすという中国の伝統的健康観の壁)
③ブランド自体の認知度・信頼度
と、挙げてはみたものの正直これらについては一筋縄ではいかないことは私たちも予想してました。
だから、焦りも特にはなかったですし2店舗目、3店舗目と展開していくなかで解決されていくという認識ですし、おそらくそうなると思います。
ただ、見逃してはいけない問題=すぐに対処すべき問題がひとつだけあったんです。
2、見逃してはいけない問題
見逃してはいけない問題とはなにか?
それはズバリ店舗で実際に接客・販売をするスタッフのモチベーション・サービスレベルの問題です。
具体的にいうと、せっかく事前にマニュアルに落とし込み、なんどもシミュレーションをして習得した接客やサービスの技術を、お客様が来ないから、お客様が応えてくれないからと実践しなくなってしまうということです。
これは率直に言い換えると
結果がなかなか出ないことをやり続けることができない
という中国人特有のマインドの問題だったりします。
これに対して、ただ「言われた通りやれ!」といってもダメなんです。
じゃあどうするか?
3、じゃあどうするか?
わたしたちがやったことは単純です。
先ずは試飲を作る。
お客様に配る。
お客様と会話をする。
これだけをひたすら繰り返す。
本当に大切なのは
結果が付いてくるまで付き添って一緒にやってあげること。
結果が付いてこないから放棄する、投げ出すは逆を言えば
結果さえついてくればいつまででも続けるということ。
だから、結果が出てくるまではベタ付きで徹底的に指導しました。
時には拙い中国語で自ら接客やってみせることもあります。
彼らの言い訳や言い分にも我慢して耳を傾け、なぜそうするのか?ということを
1時間以上かけて説明することもあります。
効果はすぐに現れました。
一週間がたつ頃には、彼ら自身が目標を意識し、どうやったらもっと効果を上げられるかを考え出したのです。
売上げも少しずつではありますが上昇曲線を描き始めてます。
4、まとめ
どんなことでも、殊に飲食業の接客やサービスについては
地道なことを続けていくことが非常に大切だと思います。
ただどんな方法でスタッフのモチベーションを上げ、維持していくかというマネジメントについては日本と中国で若干の違いがあるかもしれません。
ただそれは微々たるもの。
むしろ仕事において親身にされるという経験が乏しい中国人にとっては
上記のような単純な方法もより効果があるかもしれません。
今後は「金銭的に報われないことを続けない壁」がどこかのタイミングで
出てくるかもしれませんが、まずは最初のハードルはクリアできたかなと感じてます。
引き続き運営レポートは更新していきますので次回も是非ご覧くださいませ!!!
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